前歯のインプラント
前歯のインプラントは「埋めること」より「どう見えるか」が結果です。 奥歯はよく咬めれば成功ですが、前歯は歯ぐきのラインが隣の歯と合っているか、クラウンが歯ぐきから自然に立ち上がっているか、笑ったときに目立つかで判断されます。だから議政府 ボストンミソ歯科は前歯のインプラントを最終的な補綴物の形から逆算して埋入位置・深さ・角度を決め、必要な骨と歯ぐきを一緒に作ります。
前歯のインプラントが奥歯と違う点は?
- 外側の骨が薄いです。 抜歯後にこの骨が先に溶けて歯ぐきがくぼみ、そのまま埋入するとクラウンの上の歯ぐきが暗く見えたり下がって見えたりします。骨移植(bone graft)・軟組織移植(soft tissue graft)が頻繁に必要になる理由です。
- 歯ぐきの厚みが結果を左右します。歯ぐきが薄いとフィクスチャー(fixture)の金属色が透けて見えることがあるため、必要に応じて口蓋から歯ぐきを移して厚みを作ります(歯肉移植のご案内)。
- 埋入位置の誤差の余地はわずかです。 1〜2mmの違いが歯茎のラインやクラウンの形に表れます。3D CT(CBCT)と最終補綴物の設計を重ね合わせて位置を決めます。
- エマージェンスプロファイル(emergence profile) — クラウンが歯ぐきの中から立ち上がる曲線。カスタムアバットメント(custom abutment)でこの曲線を隣の歯と合わせてこそ自然になります。既製のアバットメント(abutment)では限界があるため、ボストンミソ歯科はカスタムアバットメントを標準で含めています。
抜歯してすぐに埋入できますか?
条件が合えば、抜歯即時埋入(immediate implant placement)が前歯に有利です。骨と歯ぐきが減る前に埋入して形を守り、治療期間も短くなります。条件は、抜歯した部位の骨がフィクスチャーを固定できるだけ残っていて、急性の炎症がないことです。ぶつけて歯根まで折れた下の前歯を、抜歯と同時に埋入した症例がその一例です。炎症が大きい場合や骨が足りない場合は、先に場所を作ってから埋入するほうが安全です。抜歯即時埋入の際に歯ぐきの厚みをあわせて補強する理由と、先に骨を作る基準は歯肉移植のご案内と骨移植のご案内にまとめています。
治療期間中、前歯がない状態で過ごすことになりますか?
いいえ。条件が合えば埋入当日に仮歯を装着します(前歯部の当日仮歯10万ウォン)。骨質(bone quality)や咬合(occlusion)の関係で難しい場合は、取り外し式の仮歯や隣の歯に付ける仮の補綴で、空いたまま過ごすことがないようにします。仮歯は見た目のためでもありますが、歯ぐきの形を最終クラウンに合わせて整える役割もあります。
進め方はどうなりますか?
- 診断・設計 — 3D CT、口腔内スキャン、顔・唇のラインの写真で最終クラウンの形をまず設計します。
- 埋入(+骨移植・軟組織移植) — 設計から逆算した位置に埋入し、必要であれば同時に骨と歯茎を作ります。
- 仮歯 — 当日または治癒後に装着し、歯ぐきの形を整えます。
- カスタムアバットメント・最終クラウン — 歯ぐきが落ち着いた後、エマージェンスプロファイルを合わせたアバットメントとジルコニアクラウンを装着します。
- 定期検診。
ブリッジではなくインプラントを勧めるのはどんな場合ですか?
前歯が1本ないとき、両隣の歯を削ってブリッジにする方法もありますが、両隣が健康な歯であれば、削らないインプラントをまず検討します。ブリッジは空いた場所の骨が減り続け、時間が経つと歯ぐきとブリッジの間に隙間が見えることもあります。前歯のブリッジがたびたび外れた理由を原因から見直した症例をご参考ください。逆に両隣がすでにクラウンや根管治療をした歯であれば、ブリッジが合理的な場合もあります。
関連案内・症例
- ボストンミソ インプラントの基準 — 補綴の章
- 骨移植・サイナスリフト(sinus lift)
- 歯肉移植 — 遊離歯肉移植・結合組織移植
- 歯ぐきが腫れて血が出ると、歯磨きのせいだと思っていました — 私の前歯インプラントの話
- 審美補綴
- 自由診療 料金のご案内 — インプラント
よくある質問
前歯のインプラントは目立ちますか?
歯ぐきの厚みと位置をきちんと作れば、隣の歯と見分けるのは困難です。逆に骨・歯ぐきを作らずに埋入すると、歯ぐきが暗く見えたり下がったりして目立ちます。診断時にどちらかを先にお伝えします。
前歯のインプラント費用は奥歯と違いますか?
基準料金(89万ウォン〜、カスタムアバットメント・ジルコニアクラウン込み)は同じです。骨移植・軟組織移植・即日仮歯が必要な場合はその項目が追加され、手術前に書面でご案内します。
期間はどのくらいかかりますか?
抜歯即時埋入・当日の仮歯が可能であれば3〜4か月以内に最終クラウンまで進む場合が多く、骨・歯ぐきを段階的に作る場合は6か月以上かかることもあります。診断後に予定スケジュールを整理してお伝えします。
参考文献
本文の確認の順序と診療方針はボストンミソ歯科の基準であり、原因・機序・治療効果は以下の文献に基づいています。
- Chen ST, Buser D. Esthetic outcomes following immediate and early implant placement in the anterior maxilla—a systematic review. Int J Oral Maxillofac Implants. 2014;29 Suppl:186-215. doi:10.11607/jomi.2014suppl.g3.3.
— 前歯の即時・早期埋入の審美的結果と条件。 - Thoma DS, Buranawat B, Hämmerle CH, Held U, Jung RE. Efficacy of soft tissue augmentation around dental implants and in partially edentulous areas: a systematic review. J Clin Periodontol. 2014;41 Suppl 15:S77-S91. doi:10.1111/jcpe.12220.
— インプラント周囲の軟組織移植の効果 — 歯ぐきの厚みが結果を左右する根拠。 - Buser D, Chappuis V, Belser UC, Chen S. Implant placement post extraction in esthetic single tooth sites: when immediate, when early, when late? Periodontol 2000. 2017;73(1):84-102. doi:10.1111/prd.12170.
— 前歯抜歯後の埋入時期を判断する基準。
※ このご案内は一般的な情報であり、適用の可否と方法は3D CT診断の後に院長が直接ご案内します。インプラント手術は個人によって痛み・出血・感染・感覚異常などの副作用が生じることがあり、治療結果と期間はお口の状態によって異なります。表示料金は基準価格であり、詳細項目は自由診療 料金のご案内に従います。
ボストンミソ歯科医院の診療案内の責任者は、院長 李鍾範(イ・ジョンボム)(保健福祉部認証 統合歯科学専門医)です。