ドライソケット (Dry Socket)
ドライソケット(Dry Socket)は、抜歯した部分にできるはずの血餅(血のかさぶた)が早く外れてしまい、その下の骨がそのまま露出した状態です。抜歯後、痛みが徐々に和らいでいたのに2〜4日目にかえって強くなるのが特徴的なサインです。
血餅がなぜ大切なのか
抜歯した部分の血餅は、傷を覆う天然の絆創膏であり、新しい組織が育つ足場でもあります。これがなくなると骨と神経の末端が口の中にさらされ、耳やこめかみまで広がる痛みが生じ、治りも遅くなります。下顎の親知らずを抜いた後に比較的よく起こります。
予防のポイントは「吸い込む動作を避ける」に尽きます
抜歯後数日間は、ストローの使用、喫煙、強くつばを吐くこと、抜歯した部位を舌で触ることが血餅を外す主な原因です。口の中の圧力を変える動作を避け、指示された通りにケアすることが、最も確実な予防法です。
Q. ドライソケットが疑われる場合はどうすればよいですか?
A. 我慢して耐える問題ではなく、歯科医院で消毒し、薬剤を入れて痛みをコントロールする必要がある状態です。抜歯から数日経って痛みが再び強くなったら、先延ばしにせずご連絡ください。処置を受ければほとんどの場合すぐに楽になります。
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